錦織８強進出！地元・フェレールにストレート勝ち　雨で一時中断も影響なし

男子テニス　マドリードオープン   錦織２―０フェレール （ 2017年5月11日    スペイン・マドリード ）

ベスト８進出を決めた錦織（ＡＰ）
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　テニスのマドリード・オープンは１１日、スペイン・マドリードで行われ、男子シングルス３回戦で世界ランキング８位の錦織圭（２７＝日清食品）が世界３０位のダビド・フェレール（３５＝スペイン）と対戦。６―４、６―３でストレート勝ちを収め、ベスト８進出を決めた。

　約１カ月半ぶりの復帰戦となった１０日の２回戦では、痛めていた右手首を気にするそぶりを見せていた錦織。逆転勝ちで初戦を突破したものの、本調子にはほど遠い出来だった。

　この日の相手フェレールとは２年ぶりの対戦。錦織は第１セット第１ゲームでいきなりのブレークを奪い、第５ゲームでもブレークを奪うなど順調な試合運びを見せた。第６ゲームでフェレールにブレークを許したが、その後はしっかりとリードを守って第１セットを６―４で先取した。

　このままの勢いで２セット連取といきたかったところだが、第２セット開始直前に雨が降り始めて試合が一時中断。自動開閉式の屋根が閉まるのを待つ間、錦織とフェレールはいったんコートから引き上げた。

　中断の影響が心配されたが、錦織は第２セットも試合を支配。第５ゲームでブレークしてリードを奪うと、第９ゲームでもブレークに成功しストレート勝ちを決めた。