刑事ミスミス…ほろ苦スタートも「力に変えてのびのび滑りたい」

フィギュアスケート世界選手権 （ 2017年3月30日    フィンランド・ヘルシンキ ）

＜フィギュア世界選手権男子ＳＰ＞思うような滑りが出来なかった田中刑事
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　２２歳の田中はジャンプでミスが相次いだ。

　冒頭の４回転サルコーで尻もちをついた。続くトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）は何とかこらえたが、後半の２連続３回転ジャンプではバランスを崩して右手をついた。自己ベストより７・０４点低い７３・４５点に「失敗が目立って、悔しかった」と唇をかんだ。初の大舞台はほろ苦いスタートとなったが、フリーへ向けて「緊張感を味わえたので、力に変えてのびのび滑りたい」と気持ちを切り替えた。