舞依「切り替えて」平昌五輪3枠へ フリーでの巻き返しに期待

[ 2017年3月31日 05:30 ]

フィギュアスケート世界選手権女子フリー ( 2017年3月31日    フィンランド・ヘルシンキ )

 31日の女子フリーに向けて、SPで9位の樋口新、12位の本郷、15位の三原の日本勢3人が30日に練習リンクで調整を行った。

 SPで転倒して大きく出遅れ、「切り替えて臨みたい」と誓った三原は音楽に乗せた滑りで高難度の2連続3回転や2回転半―3回転、SPで失敗した3回転フリップなどのジャンプを全て成功させ、巻き返しに期待が高まる内容だった。今大会は来年の平昌五輪の国別出場枠が懸かっており、最大3を獲得するには上位2人の順位合計が13以内でなければならない。2人の合計が14〜28なら2枠。29以上なら1枠となってしまう。日本勢は上位を見据えながら、一方で大きな失敗も許されない戦いに臨む。

 ▽平昌五輪の出場枠 男女とも3選手が出場する世界選手権の上位2人の順位合計が13以内なら最大の3枠を獲得、14〜28だと2枠で29以上となった場合は1枠のみとなる。日本は女子が3大会連続、男子が2大会連続で3枠を確保している。

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2017年3月31日のニュース