小平 世界女王は「通過点」 3度目五輪の平昌へ“力まず極める”

[ 2017年3月1日 05:30 ]

囲み取材で笑顔を見せる小平
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 スピードスケートの世界スプリント選手権(カナダ・カルガリー)で日本女子初の総合優勝を果たした小平奈緒(30=相沢病院)が、成田空港に凱旋した。アジア大会(帯広)から中3日ながら初日に500、1000メートルともに日本新記録をマークした大会を振り返り「平昌(ピョンチャン)五輪への通過点。快挙と思わず第一歩だと思う」と気を引き締めた。

 今大会はポイントでの世界新記録をマークしたが、タイムでの世界新にも期待が高まる。「狙うと力みにつながるので」としつつも、「出ればいいなとは思う。スケートがうまくなることが楽しいので、そこを極めていきたい」。ターゲットは来季となる12月、現在の500、1000、1500メートルの世界記録が出たソルトレークシティー(米国)でのW杯。新記録を叩き出して3度目の五輪に挑む。

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