ウォリアーズ デュラントが左膝負傷、前十字じん帯断裂の報道 詳細発表なし

[ 2017年3月1日 15:26 ]

ウィザーズ戦で左膝を負傷したウォリアーズのデュラント(AP)
Photo By AP

 NBAで過去4回得点王となりシーズンMVPにも1回選出されているウォリアーズのケビン・デュラント(28歳)が、28日に敵地ワシントンDCで行われたウィザーズ戦で左膝を負傷。開始早々、ウィザーズのマーチン・ゴータット(33歳)の反則で倒れ込んだウォリアーズのザザ・パチューリア(33)と接触したもので、デュラントはこのあとプレーを続行したものの、1分34秒に自らタイムアウトをチームに要求して足をひきずりながらロッカールームに退いた。

 複数のメディアは「前十字じん帯の断裂」と報道。ただしチーム側はまだ正式には検査結果などの詳細は発表していない。

 デュラントは昨オフに9シーズン在籍したサンダー(初年度はスーパーソニックス)からウォリアーズに移籍。新天地で迎えた今季は25・8得点、8・4リバウンド、1・7ブロックショットといずれもチーム1位の記録をマークしていた。

 デュラントはワシントンDCの出身でウォリアーズに移籍後、“故郷”でのゲームはこれが初めて。しかしわずか94秒でコートを退いた。

 記録上は「出場扱い」となるためにウィザーズ戦は無得点。サンダー時代から続いていた2ケタ得点の連続記録は562試合(プレーオフを含めると653試合)でストップした。

 試合は108―112(前半49―61)で敗れてウォリアーズは50勝10敗。昨季はリーグ歴代最多勝利(73勝9敗=60試合消化時点で55勝5敗)を挙げたが、今季はその敗戦数を22試合を残した段階で上まわった。

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2017年3月1日のニュース