暁斗、逆転で2季ぶりV 通算8勝目 W杯複合札幌大会

[ 2017年2月11日 14:27 ]

指を突き上げながら1位でゴールする渡部暁斗。優勝は2季ぶりで通算8勝目
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合札幌大会最終日は11日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場などで個人第19戦が行われ、28歳の渡部暁斗(北野建設)が2015年3月以来、2季ぶりに優勝し、通算8勝目を挙げた。前半飛躍(ヒルサイズ=HS137メートル)は134・5メートルの122・5点で4位につけ、トップと25秒差で出た後半距離(10キロ)で中盤から先頭に立ち、逆転勝ちした。

 渡部剛弘(ガリウム)が10日の第18戦に続いて7位と健闘。永井秀昭(岐阜日野自動車)は9位、加藤大平(サッポロノルディックク)は10位、渡部善斗(北野建設)は12位となった。飛躍1位の永峯寿樹(明大)は23位、曽根原郷(東京美装)は26位、清水亜久里(ユーグレナ)は29位、山本涼太は31位、伝田英郁(ともに早大)は35位。

 今大会はW杯個人総合上位選手の多くが出場しなかった。

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2017年2月11日のニュース