稀勢の里 綱場所へ第一歩 2時間ウオーキングで単身始動

[ 2017年1月31日 05:30 ]

田子ノ浦部屋に姿を見せた稀勢の里
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 散歩から新横綱場所への一歩を踏み出した。第72代横綱に昇進した稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が30日、早朝に約2時間かけてウオーキングを行った。初優勝を飾った初場所後は横綱昇進関連の行事が28日まで続いたため、疲労を考慮して29日は完全休養。この日は部屋の稽古がなかったこともあり、単身で始動した。昼過ぎに東京都江戸川区の田子ノ浦部屋に現れた稀勢の里は「今日から体を動かした。基礎体力を呼び起こすため。いい汗をかけた」と説明した。

 明治神宮奉納土俵入りの様子などはテレビで目にしたが、視線は既に連覇を目指す春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)を向いている。「お祝いムードは昨日まで。しっかり来場所に向けて体をつくっていく」と決意を語った。31日は東京・両国国技館で日本相撲協会の健康診断を受ける予定。土俵上での本格的な稽古は2月1日からとなる。

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