松山 世界ランク日本人3人目のトップ5入り「4位・中嶋」超え見えた

[ 2017年1月31日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン最終日 ( 2017年1月29日    米カリフォルニア州ラホヤ トーリーパインズGC南コース=7698ヤード、パー72 )

最終ラウンド、12番でティーショットを放つ松山英樹。通算4アンダー=トーリーパインズGC
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 最終日のチャージはならなかった松山だが、29日付の世界ランキングで前週から1つ上げて5位となり自己最高を更新した。日本選手の最高は87年の中嶋常幸の4位。尾崎将司は96、97年に5位になっており、松山は日本選手で3人目のトップ5入りを果たした。

 この日は3、6番でバーディーを奪ったが、8番で1メートルのバーディーパットを外すと悪い流れを引きずるように後半は2ボギーを叩き72。昨季最終戦ツアー選手権第3日から続いていたアンダーパーのラウンドが21で止まり「ショットも良くなく、アプローチも良くなかった。パットも入らなかったのがパープレーにとどまった理由。苦しいまま終わってしまった」とうなだれた。

 昨秋から6戦で優勝4度、2位2度と快進撃を見せていたが、ここ2戦は27位、33位と減速気味だ。世界ランキング5位で臨む次戦フェニックス・オープンは連覇が懸かる。「プレッシャーもあるけど、いいゴルフがしたい。試合が始まるまでまだ3日ある。修正したい」と気を引き締めた。

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2017年1月31日のニュース