堀江“4戦全勝”宣言 W杯の熱気再び!5日アルゼンチン戦

[ 2016年11月5日 05:55 ]

アルゼンチン戦を翌日に控え、秩父宮ラグビー場での前日練習で他の選手に声を掛けながら走る堀江翔太主将(中央

 ラグビー日本代表は5日のアルゼンチン戦(秩父宮)に向け会場で前日練習を行った。ゲームキャプテンを務める共同主将の堀江翔太(30)は「しっかり結果を残したい。(良い)パフォーマンスを発揮し、面白かったと思われる試合をしたい」と15年W杯4位の相手にも臆することなく勝利宣言した。

 昨年のW杯での熱狂的なラグビーブームは去った。トップリーグの平均観客数は減少に転じ、今秋唯一の国内での代表戦となるこの一戦も、前売り券が余っている状況だ。3年後にはW杯が日本で開催される。堀江は「(昨年が)特別だった。少し(人気は)落ちると思っていた」と冷静に受け止め「ここからじゃないですか」と言及。W杯の南ア戦勝利が爆発的なラグビー人気を呼んだように、代表の勝利を人気復活につなげる構えだ。

 冒頭10分が公開された練習ではコーチが指示を出し、スローな動きで戦術確認。短い準備期間を象徴するような場面も見られたが、もう1人の主将立川も「19年に向け大事な(秋の)4試合。結果も内容も求める」。言い訳は捨てて、4連勝を目指す。

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2016年11月5日のニュース