御嶽海 小学1年から指導してくれた亡き恩師へ 勝ち越し誓う

[ 2016年11月5日 05:30 ]

恩師の通夜会場に入る御嶽海

 大相撲の九州場所(13日初日、福岡国際センター)で新三役となる東小結に昇進した御嶽海(23=出羽海部屋)が恩師の葬儀に出席するため長野県木曽郡に緊急帰郷した。

 小学生時から相撲を指導してくれた木曽相撲連盟会長の植原延夫氏が、肺がんのため2日に死去。76歳だった。訃報を受け、御嶽海は4日午後6時55分に通夜の会場に到着。きょう5日の告別式にも出席後、再び福岡に戻る予定だ。

 出発前に「初の三役を見てもらいたかった。しっかり手を合わせてきます」と悲しみの表情を浮かべた御嶽海は、通夜に出席後「あの方がいたから、ここまで来られた。小学1年で相撲を始めてから、相撲の基礎を教えてくれた。恩返しをする意味でも、九州場所は勝ち越しを目指します」とコメントを発表した。

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2016年11月5日のニュース