錦織 悔しい逆転負け「もう少し上にいきたかった」

[ 2016年11月5日 05:30 ]

錦織はマスターズ・パリ2回戦敗退(AP)

 男子テニスで世界ランキング4位の錦織圭(26=日清食品)は3日、マスターズ・パリ大会のシングルス3回戦で世界13位のジョーウィルフリード・ツォンガ(31=フランス)に6―0、3―6、6―7で逆転負けし2年ぶりのベスト8進出を逃した。

 「悔やまれるポイント」と振り返ったのは最終セットの第9ゲームだった。4―3からブレークに成功した直後のサービスゲーム。2本のマッチポイントを逃し、2連続のダブルフォールトでリードをフイにした。タイブレークに入り、ツォンガは地元の声援を背にさらに勢いづいた。今年もマスターズ大会初制覇を果たせず、「もう少し上にいきたかった」と残念がった。

 今季は最終戦のATPツアー・ファイナル(13日開幕、ロンドン)を残すのみ。トップ8が集う舞台に向け得意のストロークの修正が欠かせない。

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