谷原 首位タイ浮上 広島・黒田の引退会見に感銘「凄い人」

[ 2016年11月5日 05:30 ]

男子ゴルフツアー平和PGM選手権第2日 ( 2016年11月4日    千葉県印西市 総武カントリークラブ総武コース=7214ヤード、パー70 )

<平和PGM選手権 第2日>18番、8アンダー首位タイでホールアウトした谷原(左)はキム・キョンテと握手を交わす 

 賞金ランキング2位の谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)が4連続を含む7バーディーを奪い、2日目ベストスコアの64をマーク。通算8アンダーの132とし、賞金ランクトップの池田勇太(30=日清食品)、プロ5年目の稲森佑貴(22=グリーンゴルフ練習場)と首位に並び3日目の最終組で対決する。

 谷原は5つスコアを伸ばした池田をさらに1打上回った。5番でバーディーを先行させると、9番7メートル、10番4メートルと長いパットを決め4連続バーディー。「パターが良かったかな。でもショットの調子はまだまだ。時間がかかる」。この日ベストの64のスコアにも首をかしげたが、約730万円差で賞金1位の池田と肩を並べた。

 今季の残り5戦で「男気」を見せる。大の広島カープファンで、3日夜にはテレビでこの日引退会見を行った黒田の特集を見て「生きざまの凄い人」と教えられ「自分はゴルフ界に対しまだ何もできていない」と感じたという。今日の3日目は池田と同じ最終組。「自分のプレーはまだ良くなっていないが、ファンには少しでもいいところを見てもらいたい」と好勝負を約束した。

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