白鵬&豪栄道“琴奨菊式やかんトレ”挑戦 「面白かったね」

[ 2016年10月29日 05:30 ]

ケトルベルを持ってトレーニングを行う白鵬
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 大相撲の秋巡業が28日、岡山県倉敷市で行われ、横綱・白鵬や大関・豪栄道らが“琴奨菊トレーニング”に挑戦した。白鵬は朝稽古で十両・阿武咲にぶつかりで胸を出した後、琴奨菊に誘われて屋外の芝生へ。昨年から大関が導入しているケトルベル(やかん型ウエート)を使ったトレーニングやタイヤ引きで汗を流し「面白かったね」と笑みを浮かべた。

 ケトルベルには「(故郷の)家にあった。親父がやってたから」と懐かしそうに話した。モンゴル相撲の大横綱だった父ムンフバトさんも使っていたそうで「相撲とは違う筋肉を使った。細かい筋肉がついてくればケガをしにくい体にもなる」。休場明けとなる九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)に向け効果を感じた様子だった。

 豪栄道も横綱から声をかけられ急きょ“菊トレ”に参加した。重りを乗せたタイヤをロープで懸命に引っ張り、「上半身も背中も前腕も全部使わないと(タイヤは)引けない。いい刺激になりました」と琴奨菊に感謝していた。

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