羽生 ミス目立ちSP出遅れ4位「悔しい 緊張があったかも すぐ切り替え」

[ 2016年10月29日 12:05 ]

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ、羽生結弦のショートプログラムの演技(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ第1日は28日(日本時間29日)、オンタリオ州ミシソーガで男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季GPシリーズ初戦となる羽生結弦(21=ANA)は4回転ジャンプでミスが目立ち、79・65点で4位スタート。首位のパトリック・チャン(カナダ)とは10・91点差と出遅れた。

 羽生は最初のジャンプ、4回転ループで着地に失敗し、右ひざをついた。続く4回転サルコー―3回転トーループも、サルコーが3回転になって単発に。最後のジャンプ、トリプルアクセルは鮮やかに成功した。

 羽生は明るく振る舞いながら「悔しいです。ミスをしてしまった」と落胆も垣間見えた。4週間前の自身初戦、オータム・クラシックはSPで史上初の4回転ループを成功するなど「いろいろなことが順調にいっていたので、順調にいっていたからこその緊張があったかもしれない」と分析。「しょうがないです。すぐ切り替えます」と29日(日本時間30日)に行われるフリーで逆転を狙う。

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