豪栄道 綱獲りへ秋巡業もり立てる 母校・埼玉栄でパレードも

[ 2016年10月6日 05:30 ]

ぶつかり稽古で胸を出す豪栄道                               
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 大相撲の秋巡業が5日、千葉県匝瑳(そうさ)市で始まり、秋場所で全勝優勝を飾った大関・豪栄道(30=境川部屋)が自身初の綱獲りとなる九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)に向けて始動した。

 注目度No・1力士とあって朝稽古では土俵に上がるだけで拍手が起きた。入念に四股を踏んで汗を流し、ぶつかり稽古では新入幕・千代翔馬に胸を出すなどして調整。「疲れは多少あるが、うまく調節しながらやっていきたい。(綱獲りは)特に意識することはない」と淡々と抱負を述べ、ファンからの声援についても「少し感じますけど、励みにしたい」と重圧には感じていない。

 秋巡業は30日まで関東、近畿、四国、中国など22カ所で開催。夏巡業でも連日のように土俵に上がり稽古場をもり立てた大関は「それに近い調整ができれば。偶数月にしっかりやることが本場所につながる」と意気込んだ。

 発奮材料もある。巡業合間の12日に母校・埼玉栄高でパレードの開催が決定した。最寄り駅の西大宮駅からオープンカーに乗ってする。優勝報告会も行われる予定だけに「刺激にしたいです」と後輩からの声援も力に変えるつもりでいる。

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2016年10月6日のニュース