元幕内玉飛鳥が引退 年寄「荒磯」襲名 史上2位の十両昇進7度

[ 2016年9月29日 18:29 ]

 日本相撲協会は29日、元幕内で東幕下9枚目の玉飛鳥(33)=本名高橋大輔、愛知県出身、片男波部屋=の現役引退と、年寄「荒磯」の襲名を発表した。同日の理事会で承認した。今後は同部屋付きの親方として後進の指導に当たる。秋場所は4勝3敗だった。

 玉飛鳥は中学横綱の経験を持ち、1998年春場所で初土俵。2004年九州場所で新十両となり、05年名古屋場所で新入幕に昇進した。幕内在位は通算12場所で、自己最高位は西前頭9枚目。

 左脚骨折など数々のけがに苦しみながら、誠実な土俵態度に定評があった。十両昇進7度は須磨ノ富士に次いで史上2位の多さだった。

続きを表示

2016年9月29日のニュース