内村 後継者・白井育成宣言「個人総合の世界チャンピオンに」

[ 2016年9月29日 05:30 ]

日体大のリオデジャネイロ五輪・パラリンピック報告会で入場する内村航平

 キングからキングメーカーになる!日体大は28日、世田谷キャンパスでリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの報告会を開催し、同大出身(現役を含む)の選手・スタッフ40人が集結。約4500人の現役学生から大きな歓声を浴びた体操男子2冠の内村航平(コナミスポーツ)は、8学年後輩に当たる白井健三(日体大)をオールラウンダー化させることを宣言した。

 個人総合と団体の金メダル2つを獲得したキングは「健三とは年齢が8歳違う(現在は7歳差)。体操はエースが8年周期で出るので、健三に期待している」と改めて次世代のエースに指名。「まだまだ床と跳馬だけなので、個人総合の世界チャンピオンにしたい」と責任を持って20年東京五輪の個人総合王者に育て上げることをぶち上げた。

 白井も4年後に向けて床と跳馬のスペシャリストからオールラウンダーへの進化を以前から口にしている。「10代最後の試合で金メダルを獲れたのはいい経験になった」と話した次期エースと現エースが、二人三脚でTOKYO2020へ向かう。

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2016年9月29日のニュース