イシンバエワ 名誉挽回へ 露陸連会長選立候補

[ 2016年9月29日 05:30 ]

エレーナ・イシンバエワ (AP)

 女子棒高跳びの世界記録保持者で、リオデジャネイロ五輪から締め出され8月に現役引退を表明したロシアのエレーナ・イシンバエワさん(34)は28日、ロシア陸連の会長選に立候補すると表明した。

 ドーピング問題でロシア陸連の資格停止処分を続ける国際陸連に、解除を働き掛けたいという。会長選は12月9日に行われる予定で、「ロシアの選手が国際大会で再び競技できるようにし、国の名誉を守りたい」と決断の理由を説明した。8月には、IOCの選手委員とIOC委員に選出されている。

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