大坂なおみ、ツアー初Vならず 元世界1位ウォズニアッキに苦杯

[ 2016年9月25日 13:55 ]

優勝したウォズニアッキ(右)と記念撮影する準優勝の大坂なおみ

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第7日は25日、東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス決勝で世界ランキング66位の大坂なおみ(18)が同28位で元世界1位のキャロライン・ウォズニアッキ(26=デンマーク)と対戦。5―7、3―6で敗れツアー初優勝を逃した。日本勢として95年の伊達公子以来、21年ぶり2人目の大会制覇はならなかった。

 第1セットは大坂が第3ゲームで初のブレークに成功。第6ゲームでブレークバックされたが、第7ゲームですかさずブレークを奪った。だが、メディカルチェックを受けたウォズニアッキに第8ゲームで再びブレークされると大坂は第9ゲームで逆転を許す。粘りのプレーで5―5と追いついたが、第12ゲームを奪われ5―7と第1セットを先取された。

 メディカルタイムアウトを取ってから臨んだ第2セットは、治療した肩が気になるのか集中力を欠いて動きも思考も鈍くなる。第2ゲームでブレークを許すなど5連続でゲームを失った。崖っ縁から第6ゲームをキープ、第7ゲームをブレーク、第8ゲームをキープする意地を見せたが、第9ゲームを失い力尽きた。

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