タカマツ、リオ再現ならず準優勝 “銀ペア”にリベンジ許す

[ 2016年9月25日 14:14 ]

<ヨネックスOPジャパン 女子ダブルス決勝>第3ゲーム、得点を決められ悔しがる高橋礼華(左)と松友美佐紀

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン最終日は25日、東京体育館で女子ダブルス決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)が同銀メダルのカミラ・リターユヒル、クリスティナ・ペデルセン組(デンマーク)と対戦。1―2で逆転負けを喫してリオの再現ならず。2年ぶりの優勝はならなかった。

 リオ五輪決勝と同じ顔合わせ。高橋が「楽しんで頑張りたい」と力を込め、松友も「どこまでできるか挑戦したい」と意気込んで臨んだ2年ぶりのジャパンオープン決勝の第1ゲームは、タカマツが序盤に4連続ポイントを奪えば、直後に相手が3連続ポイントを返す一進一退の攻防。終盤で4連続をポイントを許し、一時は17―19と抜け出されたが、それでも「世界一」といわれる連係でペースをつかむと、そこから4連続ポイントとして21―19でこのゲームを先取した。

 第2ゲームも激しいラリーの応酬。相手のミスも手伝って前半を11―7で折り返しながら、ゲームポイントを奪われる厳しい流れ。16―19とリオ五輪決勝の第3ゲームと同じ展開となったが、この日はそのまま押し切られ17―21で落とした。

 第3ゲームは序盤から守りのリズムが崩れ、攻撃につなげられない。5―5から6連続失点とリードを許して前半を折り返すと、その後もミスから流れを呼び込めず、最後は相手の強打の前に屈した。
 

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