“韓国キラー”笠 4位浮上「久しぶりに良い感触」

[ 2016年9月25日 05:30 ]

<ダンロップ女子OP2日目>16番、ティーショットを放つ笠りつ子

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日

(9月24日 宮城県利府町 利府ゴルフ倶楽部=6551ヤード、パー72)
 11位から出た笠りつ子(28=京セラ)が6バーディー、1ボギーの67をマークして通算7アンダーと伸ばし4位に浮上した。通算11アンダーで単独首位に浮上した申(シン)ジエ(28=韓国)とは4打差があるが、“韓国勢キラー”を自任する笠は逆転での今季3勝目を狙う。

 最終18番、2メートルのバーディーパットを沈めた笠は頬を緩めた。「最後はイーグル狙い。セカンド(第2打)で(グリーンに)乗らなかったのは残念だけど、バーディーを取れたので次につながる」。17番のボギーを取り返して満足そうだった。

 今週は1Wの調子が良い。「久しぶりに良い感触」。前日は70にとどまったが、この日はパットも好調で5つ伸ばした。4番で8メートルを沈めて初バーディー。6番では10メートルのバーディーパットをねじ込み「長いのが2つ入ってくれたのが良かった」と息をついた。

 今季2勝を含め過去5勝中3勝を最終日逆転で決めており、ひっくり返すのは得意。首位の申ジエとは4打差あるが、諦めない。8月のニトリ・レディースではプレーオフでイ・ボミを下した実績もあり“韓国勢キラー”を自任する。「韓国料理が大好きで、今夜も食べます」と験かつぎに韓国料理を食べて最終日に臨むことを明かした。

 勝てば今季3勝目。単独3位以内なら年間獲得賞金が1億円を突破する。「行けるところまで行きたい。もちろんピンを狙っていきます」と攻めの姿勢を鮮明にした。

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2016年9月25日のニュース