大坂なおみ、初16強ならず…あと1ゲームから世界9位に逆転負け

[ 2016年9月3日 04:25 ]

3回戦でキーズと対戦する大坂なおみ(AP)

 テニスの全米オープン第5日は2日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランキング81位の大坂なおみ(18)は同9位で第8シードのマディソン・キーズ(21=米国)と対戦。フルセットの末に5―7、6―4、6―7で敗れ、四大大会初の16強入りはならなかった。

 第1セット、大坂は第1ゲームでいきなりブレークに成功。しかし、第4ゲームでブレークバックされて追いつかれると、5―6で迎えた第12ゲームでもブレークを許し、このセットを5―7で落とした。

 第2セットは互いにサービスゲームをキープする展開。大坂は4―4の第9ゲームでブレークに成功すると、続く第10ゲームをしっかりキープして6―4。続く第3セットは第1ゲームでブレークし、第5ゲームでもブレークに成功して5―1とリード。ところが、第8、第10ゲームでキーズにブレークバックを許して追いつかれ、タイブレークの末に敗れた。

 雉子牟田明子の19歳4カ月(87年)を抜く日本女子最年少の18歳10カ月で全米3回戦進出を果たした大坂。初対戦のキーズを相手に堂々の戦いを見せたが、世界ランキング1桁の“壁”は厚かった。

 勝ったキーズは4回戦では世界74位のキャロライン・ウォズニアッキ(26=デンマーク)と対戦する。

 また、女子ダブルス2回戦で穂積絵莉(22=エモテント)加藤未唯(21=佐川印刷)組が、第14シードのダリヤ・ユラク(32=クロアチア)アナスタシア・ロディオノワ(34=オーストラリア)組に6―4、6―3でストレート勝ちし、3回戦に進出した。

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