国枝 自然体で挑む3連覇「じたばたしても…」リオ・パラ大会

[ 2016年9月3日 05:30 ]

入村式を終え、笑顔を見せるリオ・パラリンピック車いすテニス男子の国枝慎吾選手(左端)

 リオデジャネイロ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで3連覇を狙う国枝慎吾(ユニクロ)が1日、五輪公園内にある試合会場で軽めに汗を流した。前日のリオ到着後の初練習で「自分なりのプレーができるように、コートに慣れることが一番」と本番までの課題を口にした。

 4月に右肘手術を受け、復帰後に痛みが再発。7月のウィンブルドン選手権を欠場するなど不安要素を抱える。一方、8月下旬のカナダでの国際大会で優勝と復調をアピールした。大会公式サイトで「レジェンド」と紹介された32歳の第一人者は「じたばたしてもしょうがない時期」と自然体を強調した。

 また、2日には日本選手団の一員として、車いすテニス女子の上地結衣(エイベックス)ら80人と選手村で入村式に臨んだ。

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2016年9月3日のニュース