吉田らメダリスト凱旋 オープンカーでパレード

[ 2016年9月3日 11:12 ]

凱旋パレードする(左から)川井梨紗子、渡利璃穏、土性沙羅

 リオデジャネイロ五輪で銀メダルに輝いた吉田沙保里(33)らレスリング女子に出場した選手5人が3日、母校の至学館大がある愛知県大府市で凱旋パレードをした。

 吉田のほか、初出場で金メダルを獲得した登坂絵莉(23)、川井梨紗子(21)や土性沙羅(21)らがオープンカーに分乗し、約1キロをパレード。沿道に集まった約2万4千人から「お帰り」「おめでとう」と声が飛ぶと、笑顔で手を振って応えた。

 パレード後、取材に応じた吉田は「東京五輪は出られるなら出たいという気持ち。後輩を指導しながら一緒に頑張っていきたい」と改めて現役続行に意欲を示した。

 市勤労文化会館の祝勝会では大府市の岡村秀人市長が、五輪で選手を率いた栄和人・至学館大レスリング部監督やメダリストに市スポーツ栄誉賞を贈った。

 リオ五輪レスリング女子の全6階級には、吉田ら大学にゆかりのある選手がそれぞれ出場、伊調馨(32)ら5人がメダルを手にした。伊調はこの日の祝賀行事には参加しなかった。(共同)

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2016年9月3日のニュース