宮里藍 5バーディー2差発進「チャンスの多い一日」

[ 2016年9月3日 05:30 ]

第1ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍

 宮里藍(31=サントリー)が5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と2打差の6位と好スタートを切った。宮里美香(26=NTTぷらら)は70で34位、上原彩子(32=モスバーガー)は71で53位、73の横峯さくら(30=エプソン)は97位と出遅れた。66をマークした崔(チェ)チェラ(26=韓国)が首位に立った。

 好調のショットでバーディーを量産した。宮里は「早い段階で、ショットで(バーディーが)取れて流れに乗れた」と上機嫌。前半だけで4バーディーを奪い、首位とは2打差と上々のスタートだ。

 1番から6ホール続けてバーディーチャンスをつくった。3番まではパットが決まらなかったが、4番で第2打をピンそば30センチに刺し、5番は3・5メートル、6番は2・5メートルを決めて3連続バーディー。「去年に比べてグリーンが硬くなく、私でも距離感が合わせやすかったので、チャンスの多い一日だった」とコンディションも味方した。

 3月の起亜クラシックで3位に入るなどシーズン序盤は好調な時期もあったが、7月後半は2戦連続で予選落ち。前週も第2ラウンドまで9位につけたが、決勝ラウンドで崩れた。平均パット数が30・09でツアー80位と、安定しない原因は明らかだ。ショットは好調をキープしているだけに、パットがスコアの鍵を握っている。

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2016年9月3日のニュース