松田引退表明 五輪4大会連続出場…9日岩手国体で最後の雄姿

[ 2016年9月3日 05:30 ]

メダルを手にする松田丈志

 リオデジャネイロ五輪の競泳男子800メートルリレーで銅メダルに輝いた松田丈志(32=セガサミー)が2日、宮崎県の河野俊嗣知事を表敬訪問し、9日に行われる岩手国体の400メートル自由形出場を最後に、現役を引退することを表明した。12日に東京都内で記者会見を開く。

 知事表敬後に取材に応じ「どういう場で締めくくるか、半年前から考えていた」と打ち明けた。国体を引退の場に選んだ理由を「ブラジルは遠いですから。日本国内のみんなに、もう一度自分の泳ぎを見てもらいたかった」と晴れやかな表情で説明した。

 宮崎県出身。五輪は2004年アテネ大会から4大会連続で出場し、08年北京、12年ロンドン五輪の200メートルバタフライで2大会連続の銅メダル。ロンドン五輪の400メートルメドレーリレーでは銀メダル獲得に貢献した。

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2016年9月3日のニュース