高安　必死はたき通じず２敗目「自分が弱かった。引いてしまった」

大相撲名古屋場所１０日目

（7月19日 愛知県体育館）
　１敗でトップだった高安が兄弟子の稀勢の里と同じく２敗に後退した。日馬富士を立ち合いから押し込んだかに見えたが、低い体勢で潜られて一気に後退。必死のはたきも通じず最後は渡し込まれて土俵下まで転落した。

　取組後は「自分が弱かった。引いてしまった」と悔やんだものの、自らを含む５人が２敗で並ぶ展開だけに「しようがない。明日から切り替えてやるしかない」と前を向いた。