白鵬、栃ノ心に23戦全勝 右足親指に不安も48秒かけ寄り切る

[ 2016年7月20日 05:30 ]

モンゴルの女性ファンと記念写真に納まる白鵬

大相撲名古屋場所10日目

(7月19日 愛知県体育館)
 白鵬は過去22戦全勝の栃ノ心との力相撲を制し、2敗を守った。土俵上でつまずき敗れた前日の相撲で右足親指に不安が生じ、この日は長い距離を歩かず済む裏口から入場。それでも「万全の態勢で治療し臨んだ」と48秒をかけ慎重に寄り切った。

 つられて足をばたつかせるなど万全ではなく、取組後は「疲れもある」と右太腿を手で叩く場面も。通算1000勝と38度目Vの同時達成には残り全勝が求められるだけに「これからが早いような感じになる」と表情を引き締めた。

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2016年7月20日のニュース