桐生 10秒17で6位に手応え「中盤まで張り合えた」

[ 2016年7月20日 05:30 ]

 陸上のジュライ記念が18日、ハンガリーのセーケシュフェヘールバールであり、男子の100メートルでリオデジャネイロ五輪代表の桐生祥秀(20=東洋大)は10秒17(追い風1・9メートル)で6位だった。

 負けても、桐生の表情は晴れ晴れとしていた。世界を肌で感じたからだ。出場8人中5人が9秒台の記録を持つ豪華キャスト。9秒89で優勝したシンビネ(南アフリカ)、9秒92で2位だった元世界記録保持者のパウエル(ジャマイカ)らと50~60メートルまで横一線で「いいレース。中盤まで張り合えた」と手応えを語った。「得意な中盤という持ち味を伸ばしていきたい」。そう語る目には本番で巻き返す青写真が出来上がっていた。

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2016年7月20日のニュース