ファイナル出場のアービング&バーンズが米代表入りを承諾

[ 2016年6月26日 15:03 ]

米国代表入りを受諾したキャバリアーズのアービング(AP)

 男子バスケットボールの米国代表12人が25日までに決定。NBAファイナルに出場して態度を保留していたキャバリアーズのガード、カイリー・アービング(24)とウォリアーズのフォワード、ハリソン・バーンズ(24)が代表入りを承諾したもので、最終候補に残っていたトレイルブレイザーズのガードで今季25・1得点を挙げていたダミアン・リラード(25)は外れた。

 11年ドラフトで全体トップで指名されたアービングは今季19・6得点、4・7アシストをマークし、ファイナル第7戦では勝負を決める3点シュートを成功してチームの初優勝に貢献。ファイナルのMVPとなったチームメートのレブロン・ジェームズ(31)は疲労を理由に代表入り辞退したが、14年のW杯(スペイン)でMVPとなっているアービングは自身初の五輪に挑むことになった。

 NBA4季目のバーンズは今季11・7得点をマーク。ウォリアーズの先発フォワードとして活躍してきた。ただしリラードに代わってバーンズが代表に入ったことでポイントガードはアービングとラプターズのカイル・ラウリー(30)の2人だけ。平均身長は201・5センチと欧州の大型チームに対してもサイズ負けしないが、バックコート陣の層の薄さは気になるところだ。なお代表メンバーは以下の通り。ニックスのカーメロ・アンソニー(32)は米国の男子バスケットボール界ではただ1人となる4回目の五輪出場で、チームの平均年齢は26・6歳となった。

 <リオデジャネイロ五輪男子バスケットボール・米国代表メンバー>

 ▼ポイントガード(PG)=カイリー・アービング(キャバリアーズ)、カイル・ラウリー(ラプターズ)

 ▼シューティングガード(SG)=クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)、ジミー・バトラー(ブルズ)、デマー・デローザン(ラプターズ)

 ▼スモールフォワード(SF)=ポール・ジョージ(ペイサーズ)、ケビン・デュラント(サンダー)、ハリソン・バーンズ(ウォリアーズ)、カーメロ・アンソニー(ニックス)

 ▼パワーフォワード=ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)

 ▼センター=ディアンドレ・ジョーダン(クリッパーズ)、ディマーカス・カズンズ(キングス)

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