渡嘉敷　“駅前留学”充実の渡米「盗んで自分の財産にしたい」

米ＷＮＢＡシアトルストームに合流するため渡米した渡嘉敷

　日本女子バスケットボールのエースで１メートル９３の渡嘉敷来夢（２４＝ＪＸ―ＥＮＥＯＳ）が２０日、世界最高峰リーグの米ＷＮＢＡ・シアトルストームに合流するため成田空港発の航空機で渡米した。

　２年目のシーズンに向けて週１～２回のペースで“駅前留学”。英会話も充実して好きな英語は“ｎｏｔ　ｔｏｏ　ｂａｄ”であることを口にすると「悪くないって自分に言い聞かせています」とポジティブな一面をのぞかせた。

　チームにはドラフト１位で米国代表の新人、ブリアンナ・スチュアート（２１）が加入。身長は渡嘉敷よりも数センチ高くスタメン争いも予想される。それでも「プレーを見て盗んで自分の財産にしたい。それが一番の楽しみ」と前向きに捉えた。

　渡嘉敷は７月下旬まで米国でプレーし、そのままブラジルに渡ってリオデジャネイロ五輪に出場する日本代表と合流する。