大野、エディー見返す「ひどい状態」サンウルブズ酷評で火付いた

[ 2016年4月20日 05:30 ]

東京都内で練習を再開したサンウルブズのメンバー。左手前はSOピシ

 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズが都内で練習を再開した。シンガポール、南アフリカを回る海外遠征4試合は全敗。日本代表前ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ氏(現イングランドHC)からはチーム状態を酷評されているが、ロック大野(東芝)は「言われても仕方ない状態。結果で見返したい」と語気を強めた。

 ジョーンズ氏は15日に「彼らはひどい状態だ。試合に負けても健闘したと喜んでいる。古い日本ラグビーに戻ってしまった」と厳しく批評。発言は選手のパフォーマンスより、主に運営の不備を指摘したものだが、実際にピッチに立つ選手にとっても気持ちの良いものであるはずがない。

 23日に秩父宮で対戦するジャガーズもいまだ1勝と不振だが、15年W杯4位のアルゼンチン代表をベースとしており、手ごわい相手に間違いない。フッカー堀江主将(パナソニック)も「大事な試合。セットプレーを安定させたい」と初勝利へ闘志を燃やした。

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2016年4月20日のニュース