スパーズ連勝、最優秀守備のレナード13得点 ホークスも快勝

[ 2016年4月20日 15:19 ]

攻守に活躍したスパーズのレナード(AP)

 NBAは19日にプレーオフ1回戦の2試合を行い、西地区2位のスパーズは94―68(前半49―35)で7位のグリズリーズに快勝。地元サンアントニオで順調に白星を2つ重ねた。

 2季連続で最優秀守備選手に選出されたカワイ・レナード(24)は27分の出場で13得点。ベンチから出たパティー・ミルズ(27)がチーム最多の16得点をマークし、第3Qまでに17点差がついたこともあって主力は第4Qにほとんどプレーしなかった。

 これでこのカードは今季6戦全勝。先発したティム・ダンカン(39)のプレーオフ出場試合数は243となり、歴代2位のロバート・オーリー(元ロケッツほか)にあと1試合と迫った。

 センターのマーク・ガソル(31)とガードのマイク・コンリー(28)を故障で欠くグリズリーズは32点差(74―106)をつけられた初戦に続く大敗。第1Qの11点は1クオーターのチーム・ワースト記録で、68点も最少記録(従来の記録は70)となった。

 東地区では4位ホークスが5位セルティクスに89―72(前半43―28)で勝って地元アトランタで連勝。センターのアル・ホーフォード(29)が17得点と5ブロックショットをマークしてチームを引っ張った。

 セルティクスの第1Qでの得点はわずか7。放った23本のフィールドゴール(FG)のうち成功はわずか3本で、ショットクロックが導入された1954年以降のプレーオフの第1Qとしては史上最少記録となった。

 初戦で先発ガードのエイブリー・ブラドリー(25)が太腿の肉離れでダウンし、3点シュートを得意にしているセンターのケリー・オリニク(25)も右肩を痛めて第2戦を欠場。球宴に出場したガード、アイゼイア・トーマス(27)は16得点を稼いだものの、FG成功は15本中4本のみに終わった。

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