卓球日本代表リオ仕様マット導入 男子監督「素材確かめること大切」

[ 2016年4月20日 06:56 ]

 卓球の男女日本代表がリオデジャネイロ五輪の会場で使われるものと同じ中国製のフロアマットを、味の素ナショナルトレーニングセンターに導入することが19日、分かった。

 製品によって滑り具合が異なり、靴の加工や慣れが必要なため、対策を取る。男子代表の倉嶋監督は「素材を確かめることが大切。場合によってはシューズを替えたりすることもあるので」と説明した。

 日本協会によると、五輪会場はブラジルカラーの緑一色に染まるという。台だけでなく、フロアマットも緑。約300万円かけて先手を打つのは、珍しい色に目を慣らす狙いもある。リオ五輪アジア予選では女子の伊藤美誠が昨年の世界選手権優勝の丁寧(中国)を撃破。団体金メダルの芽が出てきた。男子団体、男女のシングルスも表彰台を狙える力があり、マット対策でメダル獲りの足場を固める。

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2016年4月20日のニュース