パラ「トライアスロン」佐藤が始動 東京大会へ「土台作り」

[ 2016年1月17日 05:30 ]

パラトライアスロンの合宿でランの練習に取り組む佐藤真海

 パラリンピック女子の陸上走り幅跳びからトライアスロンに転向した33歳の佐藤真海(サントリー)が宮崎市内でスタートした日本代表合宿で本格的に始動した。スイム、バイク、ラン全てに取り組み「本当の1歩目。意識は高く、目の前のことを一つ一つクリアしていきたい」と笑顔で話した。

 競技が初採用されるリオデジャネイロ大会は目指さず「まずはベースづくりをしたい」と言う。一方、自身が招致に貢献した20年東京大会については「可能性を捨てずにチャレンジしたい。アスリートとして大会を盛り上げられれば」と訴えた。トライアスロンは11年に大会で経験し、第1子妊娠中に転向を決断。昨年4月に出産し、約2カ月後には練習を始め、同12月に日本連合の強化指定選手に選ばれた。「この合宿で練習法を学びたい」と力を込めた。

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2016年1月17日のニュース