宇良 悔しい初黒星 はたき込まれ反省「前に落ちないのが売り」

[ 2016年1月17日 15:15 ]

注目株の西幕下8枚目・宇良

 両国国技館で開催中の大相撲初場所4日目で、注目株の西幕下8枚目・宇良(23=木瀬部屋)が東幕下13枚目・栃丸(23=春日野部屋)にはたき込まれ、今場所初黒星を喫して3勝1敗となった。

 立ち合いから低い体勢で必死に攻めたが、自身より40キロ以上重い160キロの栃丸にはたかれて土俵上にバッタリ。「内容は悪くなかったが、いいタイミングでいなされてしまった。それだけ」と取組直後は淡々と相撲内容を振り返った。

 しかし、その後、勝ち越しを意識したか?と問われると「一番一番やってるんでこだわりはないですけど、前に落ちてしまったのは悔しい。落ちないのが売りだったので」と時間が経過するにつれて悔しさが出てきた様子。先場所に続き7戦全勝なら地元・大阪で行われる3月の春場所での新十両が決定的だったが、その可能性はなくなった。

 関学大時は居反りなどの奇手を得意とした23歳は「帰って相撲を見返して反省を次に生かしたい」とすぐに前を向いていた。

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2016年1月17日のニュース