石井一氏、山の神野にヤクルト戦始球式プレゼント案「実現させます」

[ 2016年1月4日 05:30 ]

総合優勝を決めた青学大は主将の神野を胴上げ

第92回東京箱根間往復大学駅伝復路

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町5区間109・6キロ)
 青学大2連覇の立役者、神野がプロ野球ヤクルトの試合で始球式を行う可能性が浮上した。ヤクルトファンを公言する神野は大会前に元ヤクルト投手の石井一久氏(スポニチ本紙野球評論家)とインターネットの番組で共演した際に、同氏に優勝を条件に始球式のプレゼントを希望。結果を受けて、石井氏は球団との交渉に乗り出すことを約束し、本紙にメッセージを寄せた。

 「完全V、そして2連覇おめでとうございます。今は海外にいますが、ネット速報をリアルタイムで見ていました。神野君は番組で共演した時にヤクルトファンと聞き、優勝したら始球式をやりたいと言っていたので、(分かったと)約束したんです。僕がヤクルト関係者に頼んで始球式を実現させます」

 神野は石井氏からのメッセージにテンションも最高潮。念願の始球式が実現する可能性が高まり「本当なんですかね!?めっちゃ楽しみにしています。ずっと考えながら走っていました」と目を輝かせた。

 同番組には大会MVPにあたる金栗四三杯を受賞した久保田も同席。1区で区間賞を獲得し、優勝の流れをつくったことが評価されたが、石井氏は久保田にも「優勝のご褒美で約束したお財布も買いましたよ。久保田君もヤクルトファンなので、2月のヤクルトキャンプに来てもらって僕が2人を案内しますよ」と約束。大会2連覇で300%まで上昇した男たちのハッピー指数は今春、もう一段階上がる。

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