新設10キロは男女で地元V しまだ大井川マラソン

[ 2015年10月26日 05:30 ]

<しまだ大井川マラソン>10キロの部を制した鈴木遥亮さん(左)と秋山瑠奈さん

 スポニチ共催「第7回しまだ大井川マラソンinリバティ」は25日、静岡県島田市の同市役所前をスタートし、大井川沿いのマラソン専用コース“リバティ”を通り、同市陸上競技場をゴールとする42・195キロに過去最多の1万246人がエントリーして行われた。フルマラソン男子は山内英昭(29)が2時間25分52秒、女子は河村奈津紀(24)が2時間52分36秒で、それぞれ初優勝を飾った。また、新設された10キロは男子が鈴木遥亮(ようすけ、20)、女子は秋山瑠奈(19)が制した。03年世界選手権パリ大会女子マラソン銅メダルの千葉真子さん(39)がゲスト参加し、大会を盛り上げた。

 <男女10キロ>男子を制した鈴木は島田市出身で、「地元の大声援を受けて気持ちよく走れた」と感謝した。藤枝明誠を経て現在は東海大3年生。東海ACに所属し、陸上競技を続けている。

 女子覇者の秋山は島田高から専門学校に進んだ19歳。「地元なので練習場所が“リバティ”だが、応援など普段と違う雰囲気が味わえた」とうれしそうに笑った。新設された同部の初代男女優勝者には大きな拍手が送られた。

 ▽男子10キロ (1)鈴木遥亮33分10秒(2)岡田孝之33分26秒(3)石上真吾33分32秒

 ▽女子10キロ (1)秋山瑠奈36分23秒(2)河合さおり37分23秒(3)平野真里40分15秒

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2015年10月26日のニュース