出雲駅伝 箱根王者の青学大がV 神野欠場も3冠へ、まず1冠

[ 2015年10月12日 15:14 ]

出雲駅伝で優勝を果たし、記念写真に納まる青学大の選手ら

 学生3大駅伝の初戦、第27回出雲全日本大学選抜駅伝は12日、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの6区間45・1キロに21チームが参加して行われ、箱根王者の青学大が2時間9分5秒で12年度大会以来3年ぶりの優勝を飾った。“3代目・山の神”こと神野大地(4年)が負傷の影響で欠場したが、3区・久保田和真(4年)や6区・一色恭志(3年)らが力走し、チームの層の厚さを見せつけた。

 昨年は台風の影響で中止となり2年ぶりの開催。青学大は2区までトップの駒大を追うレースだったが、3区で久保田が区間記録を出してトップに立った。その後は駒大とのマッチレースとなり、勝負は青学大6区・一色と駒大・大塚とのアンカー対決に。互いに意地の力走を見せたが、区間途中から一色がロングスパート。そのままリードを広げて青学大を優勝へ導いた。

 1年生でアンカーを務めた山梨学院大のドミニク・ニャイロが驚異の走りを見せ、50秒近い差のあった駒大・大塚を抜いて2位でフィニッシュした。駒大は大塚が終盤で力尽き3位となった。

◆最終順位
1位  青学大
2位  山梨学院大
3位  駒大
4位  東洋大
5位  東海大
6位  早稲田大
7位  中央学院大
8位  明治大
9位  アイビーリーグ選抜
10位 京都産業大
11位 立命館大
12位 大東文化大
13位 城西大
14位 第一工業大
15位 広島経済大
16位 日本文理大
17位 中京大
18位 東北学連選抜
19位 北信越学連選抜
20位 北海道学連選抜
21位 中国四国学連選抜

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