首位発進!愛 2勝目へ照準ピタリ…パット好調7バーディー

[ 2015年8月22日 05:30 ]

1番、ティーショットを放つ鈴木

女子ゴルフツアーCATレディース第1日

(8月21日 神奈川県箱根町 大箱根カントリークラブ=6701ヤード、パー73)
 鈴木愛(21=Salesforce)がツアー2勝目に向け好発進した。パットが好調で7バーディー、ボギーなしの66をマークし7アンダーで首位に立った。服部真夕(27=LIXIL)、三塚優子(30=フリー)、鬼沢信子(45=フリー)も首位に並んだ。申(シン)ジエ(27=韓国)が各ホールの成績が残る1990年以降ではツアー記録となる81ホール連続ボギーなしをマークした。
【第1R成績】

 鈴木がまた好スタートを切った。2週前のmeijiカップが3位、前週のNEC軽井沢72が2位発進。3週連続3位以内で初日を終え「ショットが良かったし(ほとんど)パーオンできているから良いラウンドじゃないかな」とうなずいた。1番パー5で3打目を50センチにつけてバーディー発進。2番は3メートル、3番は5メートルのパットを入れて3連続バーディー。16番で7メートルを沈めるなどパットが好調だった。

 前週は初日に65をマークしながら2日目はパットが決まらず76と失速した。ラウンド後にテレビ解説で会場に来ていた森口祐子に指導を受けた。「右肩を後ろに引くイメージでストロークした方が良い」という永久シード選手のアドバイスを実践。今週はパターをピン型からマレット型の最新モデルに変更して合計25パットに収めた。優勝なら生涯獲得賞金1億円を突破。50試合での大台到達は歴代13位のスピード記録となる。21歳はツアー2勝目に照準を合わせている。

 ▼1位・鬼沢信子 先週から意識を変えて気持ちよく振ろうという感じでやったらフィーリングが良くなった。きょうはリズムが良かった。(1イーグル、5バーディー)

 ▼1位・三塚優子 ショットはいつも通りだけどパットが凄くいい。先週ボールを左めに置いたら2~3メートルが確実に入るようになった。(1イーグル、5バーディー)

 ▼1位・服部真夕 ティーショットをしっかりフェアウエーに置くことができたので、ピンを攻めることができた。ボギーを減らしてなるべくバーディーを取りたい。(8バーディー、1ボギー)

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月22日のニュース