エリトリアの伏兵 ゲブレスラシエが優勝 世界陸上男子マラソン

[ 2015年8月22日 10:47 ]

世界陸上男子マラソンで優勝し喜ぶゲブレスラシエ(AP)

 陸上の世界選手権が22日に北京で開幕。大会最初の種目となった男子マラソンは北京中心部からメーン会場の国家体育場にゴールするコースで行われ、 ゲブレスラシエ(19=エリトリア)が2時間12分27秒で優勝した。

 ゲブレスラシエは35キロ中盤で前を行くラモネネ(レソト)を一気に抜き去ると、トップを独走。38キロ手前でツェゲイ(エチオピア)に一時は追いつかれたが、39キロ手前で突き放すと、そのまま危なげなくゴールイン。2位はツェゲイ、3位はムタイ(ウガンダ)だった。

 ゲブレスラシエはマラソン3回目のレースでいきなり優勝。12年ロンドン五輪金メダリストで2連覇を狙ったキプロティク(ウガンダ)が6位止まり、世界記録保持者のキメット(ケニア)が途中棄権するなど優勝候補が結果を残せなかった中で、19歳の伏兵が栄冠をつかんだ。

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