日本人理事が復活…山下、上村両氏の就任決定 国際柔道連盟

[ 2015年8月22日 05:30 ]

国際柔道連盟の理事に復帰し、記者の質問に答える全柔連の山下泰裕副会長

 国際柔道連盟(IJF)は21日、カザフスタンのアスタナで総会を開き、全日本柔道連盟(全柔連)副会長の山下泰裕氏(58)、全柔連前会長で講道館館長の上村春樹氏(64)の理事就任を全会一致で決めた。

 IJFのビゼール会長による指名理事枠で任期は2年。

 2年前の全柔連の不祥事による上村氏の辞任から不在だった日本人理事が復活した。ロサンゼルス五輪金メダルの山下氏は07年以来の復帰。2月にビゼール会長から打診を受けたとし「理事会に入れば集まってくる情報量が格段に違う。柔道を通じて日本文化を伝えたい」と抱負を述べた。

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2015年8月22日のニュース