松山  ティーショット苦しむも底力で70 7打差15位

[ 2015年8月16日 05:30 ]

11番、ティーショットを放つ松山

USPGAツアー全米プロ選手権第2日

(8月14日 米ウィスコンシン州コーラー・ウィスリングストレーツ・コース=7481ヤード、パー72)
 松山英樹(23=LEXUS)は5バーディー、3ボギーの70で通算4アンダーの15位とした。

 松山はティーショットのコントロールに苦しんだ。2番は1Wで左サイドのバンカーに入れてボギー。右崖下のバンカーに入れた8番もボギーとした。18番でも1Wでのショットを右の深いラフに入れたため2オンを断念しスコアを落とした。

 フェアウエーキープはパー3を除く14ホール中わずか4ホールで、前日の12ホールから激減。「良い感じになってもすぐに忘れるし、思うようにいかないというのはある。ラフに行けばピンチになるのは間違いない。ティーショットがしっかりとフェアウエーに行ってほしいと思っている」と険しい表情で語った。

 それでもスコアを初日と同じ70に収めるあたりが松山の底力だ。7番、9番で4メートルのバーディーパットを沈めるなどグリーンでの粘りが光った。「(パットの)感覚は良いとは言えないけど、微妙なパーパットは入っているし、それは良かった」と納得顔だった。

 この日は東北福祉大の先輩である岩田がメジャー最少の63をマーク。「ビッグスコアが出せそうな感じだった。凄いなと思う」と刺激をもらった。首位とは7打差。「あした(3日目)は3打差以内で終われたらいい」と追い上げを誓った。

続きを表示

2015年8月16日のニュース