S・ウィリアムズ 逆転で3年ぶりのベスト4進出

[ 2015年7月9日 05:30 ]

3年ぶりのベスト4進出に跳び上がって喜ぶS・ウィリアムズ(AP)

ウィンブルドン選手権第8日

(7月7日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 7日の女子シングルス準々決勝で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)がビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に3―6、6―2、6―3で勝ち、3年ぶりのベスト4に進出した。準決勝の組み合わせはS・ウィリアムズ―マリア・シャラポワ(ロシア)、ガルビネ・ムグルサ(スペイン)―アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)となった。

 歯ごたえのある敵とぶつかってこそS・ウィリアムズの本領は発揮される。「自分がどれだけ強いかが測れると感じるから、彼女との対戦は興奮する」と評価する元世界ランク1位のアザレンカ戦で凄みを見せた。

 鋭いリターンに手を焼いて第1セットを落としても動じない。第2セットからはサーブとショットの力強さを増し、アザレンカを上回り、最終セットは9本のサービスエースを奪って圧倒した。4大大会3連勝中の第一人者は相手が強いほどプレーのレベルが上がる印象だ。

 準決勝では「最高の自分を引き出してくれる」と認めるシャラポワとぶつかる。女王は「楽しみ」と笑みを浮かべた。

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2015年7月9日のニュース