稀勢の里 29歳誕生日に連合稽古「気持ちよくできている」

[ 2015年7月3日 16:35 ]

 大相撲名古屋場所(12日初日・愛知県体育館)で初優勝を目指す大関稀勢の里は3日、愛知県瀬戸市の尾車部屋で行われた二所ノ関一門による連合稽古に参加した。29歳の誕生日を迎えた大関は「ゆっくりはしていられない。稽古して、勝つことで(ファンに)恩返ししたい」と誓った。

 幕内力士の豪風や嘉風らを相手にした申し合いでは、突き、押しで圧倒して、20番に全勝した。「気持ちよくできていて、充実している。毎日楽しい」と表情は明るかった。

 夏場所では23歳の照ノ富士が初優勝し、先を越された。成長著しい新大関に対し「負けじとやらないといけない。夏場所は直接対決で負けている。照ノ富士に勝たないと優勝はない」と闘志を燃やした。

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2015年7月3日のニュース