8月ヒアリングでさらに絞り込み…IOCは来年8月の総会で正式決定

[ 2015年6月23日 05:30 ]

東京五輪追加種目 8競技が第1選考通過

 種目追加検討会議では事前に設定していた3原則=(1)若者へのアピール(2)日本での機運を高める(3)透明性と公平性=を大前提とし、IOCが公表した35の評価項目を各団体ごとに審査。応募のあった26団体から最終的に8団体を選定した。会議は当初1時間の予定を20分超過したが、会見した座長の御手洗冨士夫経団連名誉会長は「特に若者と五輪ムーブメントの高揚を重視して選んだ。委員から特に反対意見はなかった」と満場一致を強調した。

 組織委員会では今後、8団体にあらためて質問状を送付。その回答を基に8月7、8日に東京でヒアリングを実施し、再び追加種目検討会議でさらに絞り込む。最終的には9月に予定されている理事会の承認を経て、9月末までにIOCに選定結果を提案。IOCは来年8月の総会(リオデジャネイロ)で正式決定する。

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2015年6月23日のニュース