スポーツクライミング、武術なども第1選考通過

[ 2015年6月23日 05:30 ]

東京五輪追加種目 8競技が第1選考通過

 20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、開催都市が国際オリンピック委員会(IOC)に提案できる追加種目の1次選考結果を発表し、8つの国際競技連盟(IF)が8月7、8日のヒアリングに進んだ。

 ▼日本山岳協会尾形好雄専務理事 (スポーツクライミングは)いま若者にも人気があり、世界トップに日本人がいる。ユース世代層も厚く5年後はメダル獲得の可能性は高い。一生懸命頑張っている選手に夢と希望を与えてあげたい。

 ▼日本サーフィン連盟酒井厚志理事長 冬季五輪でスノーボードが成功を収め、ファッションを起点に人気が広まった競技が夏季にも求められている。コスト面でも仮設の観客席を造る程度で済むため、他の競技に比べて有利だろう。

 ▼日本ローラースポーツ連盟清宮邦雄専務理事 1次選考では残ると思っていたので、ホッとしている。問題はこれから。若い人に人気はあるが、国内競技者の少なさが課題。

 ▼日本武術太極拳連盟村岡久平会長 アジア発祥のスポーツという点が理解されたのではないか。ただ、本番はこれから。ブーム的な現象ではなく着実に普及につなげたい。

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2015年6月23日のニュース