錦織 負傷左足ロンドンで検査 結果次第でウィンブルドン見送りも

[ 2015年6月22日 05:30 ]

準決勝を途中棄権し、会見する錦織

 ウィンブルドン出場に黄信号がともった。世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)が英国・ロンドンで左ふくらはぎの検査を受けることになった。既にドイツから移動している。

 錦織は20日に行われたゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ・ハレ)シングルス準決勝、アンドレアス・セッピ(31=イタリア)戦で途中棄権。19日の準々決勝でサーブを打った際に左ふくらはぎを痛めたことを明かし、ウィンブルドン選手権(29日開幕)に向けて「大きなリスクを負いたくなかった」と説明した。「炎症なり何かしらは起きていると思う。そこまで大きいケガではないと思う」と軽症を強調しているものの、週明けに下される診断次第では目前に迫ったウィンブルドンへの出場を見合わせる可能性もある。

 最終調整のため23日から予定していたロンドンでのエキシビションマッチ出場も難しい状況。「去年よりも理想的なプレーになっている」と手応えをつかんでいただけに一層、残念なアクシデントとなった。

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