キャバリアーズ 地区決勝王手!ロケッツは地元での敗退回避

[ 2015年5月13日 14:39 ]

38得点を挙げたキャバリアーズのジェームズ(AP)

 NBAは12日に地区準決勝の2試合を行い、東地区2位のキャバリアーズは地元クリーブランドで3位ブルズを106―101(前半54―44)で下して3勝2敗。1勝2敗から白星を2つ並べ、6年ぶりの地区決勝進出に王手をかけた。

 第5戦ではレブロン・ジェームズ(30)が本領発揮。41分出場して38得点12リバウンド6アシストを挙げ、今ポストシーズンで1試合平均5・8回だったターンオーバーを一度も記録しなかった。ジェームズのターンオーバー「0」は、ヒートに在籍していた昨年3月18日のキャバリアーズ戦以来、プレーオフを含めて112試合ぶり。ターンオーバーなしにプレーオフで35得点+10リバウンド+5アシスト以上をクリアしたのは、86年のラリー・バード(セルティクス)、00年のシャキール・オニール(レイカーズ)以来、現行システムでは史上3人目となった。

 ブルズは残り1分17秒にこの日チーム最多の29得点を挙げたジミー・バトラー(25)の3点シュートで99―101。残り48秒には速攻からデリック・ローズ(26)がシュートに持ち込んだが、背後からジェームズにブロックされて同点機を逃した。

 西地区では2位ロケッツが地元ヒューストンで3位クリッパーズを124―103(前半63―48)で退けて2勝3敗。ジェームズ・ハーデン(26)が、26得点11リバウンド10アシストでトリプルダブル、センターのドワイト・ハワード(29)は20得点15リバウンドをマークしてシリーズ敗退と今季初の3連敗を免れた。

 チーム創設初の地区決勝進出に王手をかけていたクリッパーズはブレイク・グリフィン(26)が30得点16リバウンドを稼いだものの完敗。14日に地元ロサンゼルスで行われる第6戦にすべてをぶつけることになった。

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