ウッズ、吃音の少年励ます 差別含め「私も苦しんだ」

[ 2015年5月13日 17:18 ]

 男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(米国)が吃音のためいじめられ自殺を図った高校生の少年を手紙で励ましたエピソードを12日、米ゴルフダイジェスト誌(電子版)が伝えた。

 ウッズは手紙に「私も子供のころ吃音で苦しんだ」と記し、大会などで人種差別に遭ったことも示唆。「それでも、もっと頑張って練習しようと奮起した。君にもできる。心強い家族と、私のような大ファンがついている」と激励した。

 少年の母親が、吃音に悩む女子ゴルフのソフィー・グスタフソン(スウェーデン)に連絡し、同誌を通じてウッズは自らのファンの苦境を知った。少年は「手紙は額に入れる。他の苦しんでいる人にも、自殺は解決にならないと気付いてほしい」と同誌に返信した。(共同)

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2015年5月13日のニュース